ユーロの経済状況について考えよう
ユーロの経済状況が、非常の不安なことは間違いありません。まず焦点は、ギリシャがデフォルトを避けることができるのかどうかであることは、言うまでもないでしょう。
万が一ギリシャがデフォルトにでもなったとしたら、多大な影響をおよぼすこととなります。
しかしギリシャの状況については、予断を許さないようですね。ギリシャは財政赤字の比率を、ある時急に、下方修正したりしています。これにより他の国々の信用を失うこととなり、欧州委員会も、「ギリシャは信用出来ない」と発言しています。モトモト欧州がギリシャを支援するについては、批判の声が多かったのも事実です。ギリシャは今でも、労働組合が強く、働かずして給料を得ていると批判されることとなっています。そのような国をどうして助けなければいけないのか、正直疑問の余地があるのも事実です。
またギリシャ以外の国も、イタリアやスペインなどで、経済状況が悪化しています。ムーディーズも、欧州のいくつかの国について、評価の格下げを行いました。
まだ今のところは、なんとか均衡を保っているようですが、もしどこかの国がデフォルトにでも追い込まれることになれば、ユーロは暴落し、世界中にとんでもなく大きな影響を与えることとなるでしょう。
その影響は、日本も無傷でいられるかどうかはわかりません。
ユーロの経済状況については、これからも予断を許さない状況が続くでしょう。注目していかなければなりません。
日本が国際競争に勝つために大切なこと
現在国際競争が非常に激化しています。その中で日本が、勝ち抜いていくためには、大きな努力と工夫とが必要になってくるのは間違いありません。
まず何より大きいのは、国際競争が激しくなることにより、業務改善のプロセスが、以前とは異なったものとなってきているということです。
業務改善は、日本では「カイゼン」と呼ばれ、元々日本のお家芸とも言われたものでした。しかしこの業務改善は、以前なら一度行えば、しばらくはそのままで済んだのに対し、現在では、業務改善を継続的に行なっていくことが必要となっているのです。トヨタ自動車が「乾いた雑巾を絞る」ように、コストダウンを図っていくといわれますが、まさにそれを、すべての企業が行なっていかない限り、国際競争に生き残っていくことが難しくなっているんですね。
しかしそのことが、そう簡単ではないことは言うまでもありません。終りなき業務改善は、企業に大きな負担を与えます。業務改善は、日常の業務と並行して行なっていかねばなりません。それだけの余力を、現在多くの企業が、残していない状況なんですね。
しかしここで、企業も頭を切り替えることが必要となってくるでしょう。業務改善を、抜本的に、一度で行うのではなく、継続した業務改善を、当たり前のものとしていく。さらには業務改善のプロセスが、誰にでもきちんと見えるものとなるようにしていく。企業もこれらのことを、真剣に考えなければならない時に来ていると言えるのではないでしょうか。


